予防接種

肺炎球菌ワクチン(高齢)

成人の肺炎の約2~3割は、肺炎球菌という細菌により
引き起こされるとの報告があります。

※肺炎の半分は、原因不明

肺炎球菌感染症とは

肺炎球菌感染症は、肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気です。
この菌は、主に気道の分泌物に含まれ、唾液などを通じて飛沫感染します。日本人の約3~5%の高齢者では鼻や喉の奥に菌が常在しているとされます。
これらの菌が何らかのきっかけで進展することで、気管支炎、肺炎、敗血症などの重い合併症を起こすことがあります。

ワクチンの効果

肺炎球菌には93種類の血清型があり、定期接種で使用される「ニューモバックスNP(23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン)」は、そのうちの23種類の血清型に効果があります。また、この23種類の血清型は成人の重症の肺炎球菌感染症の原因の約7割を占めるという研究結果があります。これは、肺炎全体の約2割を占めると言われています。

  1. 公費対象者:65歳以上の方、人生で1度のみ公費
  2. 自費の場合:8,000円
    1回/5年の接種間隔
    2回目以降は前回の予防接種記録または予防接種日が必要(5年経過を確認するため)
肺炎球菌の感染症を予防できるワクチンがあります
ワクチンの効果や安全性
※詳細は医師・スタッフに確認ください
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